3月23日(水)入学予定者説明会が行われました。朝、元気で若さあふれる生徒の皆さんの様子を見て、4月からここ南陽高校で始まる高校生活を共に過ごせることがとても楽しみでワクワクしてきました。この日は中学校の制服でしたが、4月7日(木)には南陽高校の制服です。このめぐり合わせが皆さんにとって宝物になるように願い、応援していきたいと改めて思った日となりました。
3月17日に、平成28年度高校入学者選抜者試験の
合格発表が行われました。

合格おめでとうございます!
在校生・教職員一同、新一年生のご入学を
楽しみに待っています。
3月も半ばを過ぎました。
その間、1日に卒業式、3~8日に第4回定期テスト、
10日には高校入試がありました。
今週、15日・16日は特別時間割で日程が組まれ、
卒業生による「合格体験談」の報告会がありました。
先輩たちがどのようにして進路を実現させたのか、1・2年生とも真剣に聞いていました。
次は自分のこととして、奮起してくれるものと期待します。
(余談ですが、今年度の高校入試の国語、漢字の書き取りに「奮起」が出題されておりました。)
来週22日は修了式、そして離任式です。
弥生三月一日、本校体育館において第25回卒業証書授与式が挙行されました。
ご来賓の皆様、保護者の皆様、教職員、在校生が見守る厳かな雰囲気の中、167名が巣立っていきました。
式の最後には「蛍の光」と「校歌」合唱のハーモニーが響き渡り、それぞれの心に南陽高校でのたくさんの思い出がこみあげました。

学校長式辞を抜粋して紹介します。
「(前略)卒業を迎えた皆さんは、平成二十五年の春、将来に向けて大きな夢と希望に胸を膨らませ、この躍進する南陽高校の門をくぐり、以来三年間、「自修 自律 自助 和敬」の教育目標のもと、学習や学校行事、部活動、生徒会活動、ボランティア等に励み、仲間たちとの友情を育み、ひたむきな高校生活を送ってきました。本校の目指すところである、知、徳、体の調和した視野の広い人間に育ってくれたものと確信しています。(中略)
皆さんの歩みに、評定をつけるとすれば、優れるの「優」の一文字がふさわしいでしょう。「優」は優しさの優でもあり、卒業生の皆さんが育んできた「優しさと思いやりの心」をも表していると、私は考えています。そしてその優しさと思いやりは、社会に貢献しうるに十分なまで、強くしなやかな心に成長したといえます。
この「優」の心をもってこれから新しい道を歩んでいく皆さんに、はなむけ(贐)としてもう一つの言葉、「恕」という一文字を贈ります。
中国の古典である論語、そのなかで、孔子とその弟子は次のようなやりとりをしています。弟子は孔子に聞きます。「先生、たった一語で、一生それを守っていれば間違いのない人生が送れる、そういう言葉がありますか」孔子は、「それは、恕なるかな」と答えました。「自分がされたくないことは人にはしてはならない、それが恕だ」と孔子は説きました。
この「恕の心」、とても奥が深く、決して簡単な教えではありません。自分と異なる他人、他を受け容れ、認め、許し、その気持をおもんぱかる心が「恕」であると、私なりに解しています。他人のことを自分のことと同じように考える。そのことこそ、人生で一番大切なことだ、と孔子は教えたのだと思います。
今、私たちを取り巻く世の中は、環境問題、少子高齢化、政治と経済の危機等、多くの課題に直面し、世界中で歯車の軋む音が聞こえています。しかし、そんなときだからこそ、「恕の心」の意味を深く考え、皆さんが本校で培った強くしなやかな「優の心」を持って、粘り強く、たくましく人生を切り開いていかれんことを願ってやみません。
最後に、卒業生の皆さんへのお願いです、このたびの卒業に当たって、これまで長い間、君たちを温かく見守ってくださった保護者やご家族の方々への、感謝の気持ちを忘れないでいただきたい。今日ご家庭に帰ったときに、「ありがとう」の言葉を素直に伝えて下さい。これこそ「恕」と「優」の第一歩であるはずですから。
皆さんの健康と、前途に幸多からんことを念じ、式辞といたします。」
3月1日の卒業式に向けて歌の練習が始まりました。6校時の授業が終わってからの30分間、1年生はコモンホール、2年生は総合実践室でおこなっています(2月15日~2月26日)。合唱コンクールのときに響いた歌声がふたたび校内に戻ってきました。昇降口近くのコモンホールにあるレリーフの9人の女神が静かに見守る中での1年生の歌練習は、回数を重ねるたびにハーモニーの広がりが感じられます。

2月18日の2年1.2.3組スキー授業は、快晴の蔵王温泉スキー場で行われました。
学校評価アンケートの結果をホームページに載せております。
多くの皆様にご覧いただければと思います。
職員一同、結果を真摯に受け止め、来年度も引き続き
教育目標「自修・自律・自助・和敬」を体現できる生徒の育成に努めて参ります。
今後とも、ご意見・ご要望をお寄せくださいますよう、お願い申しあげます。
2月6日南陽市で開催された「第10回なんよう雪灯まつり」でJRC部員が、事前に手作りしていたろうそくをミニかまくらに点灯する作業を行いました。
また、7日は当初除雪ボランティアを南陽市内で行う予定でしたが、今年度は雪が少ないこともあり、除雪の必要がないとの判断で、講演・体験学習にボランティア希望者約60名が参加しました。この講演・体験学習では、筋ジストロフィーという疾患の方のお話を聞き、実際に車いすに乗ったり、押したりして不自由な生活を体験するという内容のものでした。
除雪ボランティアをすることはできませんでしたが、生徒たちはこの講演・体験学習で学校では学べない体験ができたようです。